離れの刹那
弓射・離れの瞬間に矢はどの様に飛翔するかを特殊の機材で撮影することで見ることが出来ます。飛翔の様をイラストに致しました。
- 離れ、矢先を支点にまず矢は内側方向に“しなり”始めます。
- まず内側に大きく“しなり”ます。
- 次に外方向に“しなり”ます。この時点で矢羽根部分が弓側面を通過します。
- 矢筈と弓弦の別れの後再度内側へ“しなり”ます。
- 内側、外側への“しなり”は矢先の支点と矢羽根側の支点を基点に“しなり”を繰り返す。
- 矢は“しなり”の大きさを減少させながら2つの基点の延長線上の的に向って飛翔します。
- この2つの基点の延長線上に的をもってくるために箆張の選択が大切になります。